2021-12-01 キウイ収穫実習

#府中キャンパス の果樹園で行われている、農業分野専攻実習の授業を見にきたワン。
ピンクの作業着の学生さんたちは、この間、干し柿づくりをしていた生物生産学科2年生のみなさん。
今日はキウイフルーツの実習だワン。

農工大のキウイは、大粒でとっても甘くて、大人気!
ハッケンコウケンも、農工大キウイのファンだワン。
他人とは思えないこの丸い形…親近感がわくワン。

この果樹園には、ヘイワード、モンティ、ブルーノという3種類のキウイの木があるワン。
学生さんたちは、5月にキウイの人工授粉、6月に実を大きくするための植物ホルモン剤の処理の実習をしたワン。
そして今回、キウイ実習の最後は、収穫!

キウイは、霜にあたると傷んでやわらかくなってしまうので、霜が降りる前に収穫するワン。
学生さんたちが、これまでの実習でがんばったおかげで、今年のキウイは大粒のものが多く、大量!
例年1.5トン前後の収穫があるけど、今年は1.8トンくらいありそうだワン。
今日は、このキウイを、全部を残さず収穫するワン。

果物の収穫なんて、すごく楽しそう!と思ったけど、採っても、採っても、なかなか終わらないキウイの収穫作業は大変。
写真7枚目にカートンがいっぱい写っているけど、これだけ採ってもまだまだなくならないワン。
果樹栽培の大変さを知れば知るほど、おいしい果物のありがたさがわかるワン。

この日採ったキウイは、大きさ別に分けて、大きなものは生食用、小さなものはジャム用になるワン。
今年は収量が多いから、モンティとブルーノは、全量ジャム用にする予定だそうだワン。

生食用のキウイは、低温で保管し、順番に加温機の中でエチレン処理するワン。
エチレンは果実の成熟を促進する植物ホルモンだワン!
追熟して甘くなったキウイを、農工夢市場(@nokoyumeichiba)に出荷するワン。
農工大の甘くてジューシーなキウイが楽しめるのは、12月中旬ごろから。
キウイジャムも人気なので、ぜひ試してほしいワン。

技術職員さんに聞いたおすすめキウイは、写真9枚目の真ん中に写っているもの。
普通のキウイよりも、大きくて広がった形なのがわかるかワン?
このキウイは、枝先などにできやすく、普通のキウイ農園では、形が悪いから摘果されてしまうワ