2022-06-10 農学部生物生産学科 大川泰一郎?安達俊輔研究室「いろんな系統の稲の田植え」
農工大 #フィールドミュージアム本町 の水田に来たワン!
田植えをしているのは、農学部 生物生産学科 の大川泰一郎教授?安達俊輔准教授の研究室の学生さんたち。
研究のために、ブロックごとにいろいろな系統?品種のお米を育てているので、田植えを機械化することが難しいんだワン。
種まきから約3週間たち、きれいに育った苗は、青々としてとっても元気!
今日植えているのは遺伝子が少しずつ違うイネだワン。
系統ごとに、植える列が決まっているので、間違えないように慎重に植えているワン。
イネが育ったら、背丈などの特徴を圃場で調べて、葉っぱからDNAを採取して解析すると、その特徴に関係のある遺伝子がどこにあるかわかるワン。
学生さんたちは、光合成の能力が高いもの、倒れにくいもの、有機農業に向いているもの、酒米に向いているもの…など、いろんなテーマで研究しているワン。
いまは、同じように見える苗たちだけど、どんな風に成長するか楽しみだワン!
学生さんたちが、とっても手際よく植えていっているので、植え方を聞いてみたワン。
苗を鉛筆を持つみたいに持ち、第二関節くらいの深さに植えて、土を寄せるそうだワン。
水の上に葉っぱが出るように植えるのが大事だワン。
せっかく教えてもらったので、ハッケンコウケンもお手伝いしたいけど、田んぼに埋まっちゃいそうだから、今日は応援に徹するワン。
生物生産学科では、1年生のときに全員が田植えの実習をするワン。
2年生で専攻毎に分かれた実習でも、水田を選んだ学生さんは、田植えの授業があるワン。
研究室に配属になる前に、実習で経験することで、スムーズに作業を学ぶことができるんだワン。
写真5枚目は、みなさんが田植えをしていた田んぼの隣。
白いマーカーに、品種名が書かれているワン。
品種の数はなんと200!
古い品種や珍しい品種もあるんだワン。
この稲たちのゲノムはすでに解析済みなので、これから実際に育てて、どんな特徴にどの遺伝子が関係しているか調べるんだワン。
大川先生?安達先生の研究室では、2.5haあるフィールドミュージアム本町の水田の3分の1くらいを使って研究しているワン。
冬の間から、田んぼを耕したり、肥料をまいたりして、準備してきたワン。
写真7枚目は、田植え前に行う、代掻きの後に撮影した夕景。
代掻きは、水と土を混ぜ合わせて、表面を平らにする作業。
カモやアオサギが遊びに来ていたワン。
今日植えたイネたちが、元気に大きくなりますように!
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- 農学部生物生産学科 大川泰一郎教授?安達俊輔准教授 研究室ウェブサイト
- 2020年度TAMAGO採択課題「将来の地球環境に適応した次世代イネ品種スマート育種研究基盤の構築」(研究代表者:大川泰一郎教授)
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