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一川尚広特任准教授が日本液晶学会賞の「奨励賞」「論文賞C部門」を受賞

2019年9月12日

工学研究院生命機能科学部門の一川尚広特任准教授が、2019年9月5日(木)に、日本液晶学会賞の「奨励賞」および「論文賞C部門」を受賞しました。

■受賞名
日本液晶学会賞 奨励賞

■受賞概要

  • 受賞題目:双連続キューヒ?ック液晶の分子設計手法の確立とその機能化に関する研究
  • 賞の概要:一川特任准教授は、これまで液晶相の中でも珍しい相である双連続キュービック液晶に注力して研究を推進し、この液晶を意図的にデザインする手法を世界に先駆けて確立してきた。これらの成果は、液晶分野および機能性ソフトマターの更なる発展に貢献するものであると認められ、本賞を受賞した。

■受賞名
日本液晶学会賞 論文賞C部門

■受賞概要

  • 受賞対象論文:“Transport of ions and electrons in nanostructured liquid crystals” Nature Reviews Materials, 2, 17001 (2017)
  • 賞の概要:筆者らは、液晶の自己組織化により形成されるナノ相分離構造を活用したイオン?電子輸送材料の設計と分子配向およびデバイス応用に関して、これまでの研究の歴史を網羅しながら、著者らによって展開された先駆的な研究成果をまとめている。これらの成果は、液晶科学および産業の発展に大いに貢献するものであり、日本液晶学会論文賞C部門に値すると認められ、本賞を受賞した。

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