桑原利彦教授が「第9回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞」を受賞
2023年2月2日
工学研究院 先端機械システム部門の桑原利彦教授が、2023年1月23日に「第9回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞」を受賞しました。
■受賞名
第9回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞
■受賞概要
?受賞題目
『世界最高性能の「緩まないねじ」とその量産用転造金型の開発』
1本のボルトに大小2種の複雑なリードのねじ山を持つボルトで構成された「緩まないねじ」は、外側ナットの機械的な干渉効果により高い緩み止め性能を持つ。普通の工具でも簡単にメンテナンスができる構造を開発し、これまで実現が困難であった「緩み止め性」「作業性」を両立させることに成功した。さらに、複雑なねじ山を量産する転造用金型を開発し、ゆるまないねじの製造?販売権を国内外のねじメーカーに貸与するライセンス事業を展開することで「緩まないねじ」の普及の加速化を図り、社会の安心?安全に貢献している。
?賞の概要
日本の産業?文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきたものづくりを着実に継承し、新たな事業環境の変化にも柔軟に対応しながらさらに発展させていくため、ものづくりの第一線で活躍する各世代のうち、特に優秀と認められる方々を表彰する制度
?受賞者(連名での受賞)
天野 秀一(株式会社ニッセー)
沖本 悠暉(株式会社ニッセー)
志村 穣(公立諏訪東京理科大学)
桑原 利彦(国立大学法人新万博体育_万博体育官网-【官方授权牌照】)
竹増 光家(ハッピー?サイエンス?ユニバーシティ)
坂本 誠(東京都公立大学法人東京都立産業技術高等専門学校)
第9回ものづくり日本大賞(別ウィンドウで開きます)