工学府生命工学専攻1年の鈴木春音さんが第5回ナノバイオ交流会「最優秀講演賞」を受賞
2023年1月6日
工学府生命工学専攻1年の鈴木春音さんが、2022年12月9日に第5回ナノバイオ交流会「最優秀講演賞」を受賞しました。
■受賞名
「最優秀講演賞」
■受賞者
鈴木 春音（すずき はるね）さん
工学府?博士前期課程 生命工学専攻1年
静岡県立浜松北高等学校2018年度卒業
指導教員：工学研究院 生命機能科学部門 川野 竜司 教授
■受賞概要
●テーマ：「リポソームへの分子輸送による診断治療システムの構築」
●内 容：遺伝子情報を持たないmicroRNA(miRNA)の異常な発現は癌特異性が高く、特定のmiRNAは早期診断のターゲットとして注目されている。miRNAの検出にはPCRやDNAマイクロアレイが用いられることが多いが、検出操作が煩雑であり数時間を有するため、より簡便な検出法が求められてきた。本研究では、DNAの配列情報によって化学反応を行う「DNAによる癌診断システム」と、薬剤のナノキャリアである「リポソーム」を組み合わせて、肺癌に特異的なmiRNAの検出による診断からその治療までを同時に行う癌診断治療システムの構築を行った。
●受賞日：2022年12月9日
●参加学会等：第5回ナノバイオ交流会（非電離放射線生体環境総合研究所）
https://www.konan-u.ac.jp/hp/RINNIR/nanobio5/nanobio5.html（交流会ページ）
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